ぎゃおす王国記～ラクシュミーの王様への道

ん？

今日はまた、盛大にベロが出ている。

アホの子のようでおもろいけど、出しっ放しじゃ乾いちゃうよ。

らくは左下のキバが抜けちゃっててないのだけど、そこからはみ出している。

キバがまだ全部あったときからベロはよく出ていたけど、ちらっと見える程度で、こんなじゃなかった。
ってことは、らくが年々アホの子になっているワケじゃなくて、やっぱり歯の問題か。
キバってベロストッパーだったんだ。

↓　でもキバがなくても、やろうと思えば仕舞えるらしい。

朝、家から出てぎゃおす長屋の2階を見上げると、タワーの上からこちらをガン見しているイエヤマネコの姿。


「カイヌシーカイヌシー。でかける、みょん？オレさま、またるすばん、みょん・・・。さみしい、はやくかえってきて、みょん。」


ラクシュミーがそう言っているようで、心が痛む。
らくや。
ごめん。
カイヌシは労働に行かなくてはならないんだよ。
そしてワタシはらくの視線を振り切って、涙ながらに小走りで駅に向かう。



「カイヌシーカイヌシー。せっせと、はたらいて、あまえびと、ホタテだ！みょん。」

本日、トーキョーの最高気温は14℃。
３月上旬の気候だそうだ。
ポカポカであったかくて、イエヤマネコは日だまりでゴロンゴロン。












カイヌシは、久々のスイミングプール。
空いていたので3000mノンストップで泳げたし（←こんなことは、めったにない）、気候が暖かだったせいか水もシにそうなほど冷たくなくて、あまりの気持ち良さにヘラヘラしながら帰宅。


プールは月に２〜３回行くのがやっとの状況になってしもたが、スポーツクラブの会員はやめないの。
こんな気持ちいいこと、やめるもんかー。
冬の間は、やっとプールに行けても、水が冷たくて水に入るのに１０分かかるワシ。
で、やっと水に入っても、泳いでいるうちに手足の先の感覚がなくなってくる。
混んでいて続けて泳げなくて、止まったら最後、寒すぎてもうダメってことになって、挫折して帰る。
でもこれから暖かくなったら、プールでの寒さも和らいでもっと泳げるはず。
つか、泳ぎたいし！


あああ、もっとプールに行けるようになるといいなあ。
（スポーツクラブの信用のために書き添えておくけれど、水が冷たくてプールに入るのに１０分かかるなんてヒトはワタシしかいないので、ワタシだけが寒いんだと思う。）

今夜のカイヌシの夕食は、見切り品で半額になった恵方巻。
イエヤマネコは、北海道産・生ホタテ。
夜食には舶来品のネコ用缶詰。


らくや。
そのホタテは定価ですよ。
安くなっているのもあったけど、らくが生で食べるものは見切り品は買わないから。
（カイヌシは消費期限が１週間過ぎているプリンとか平気で年中食べているけど。）


でもらくは、カイヌシのように家でも外でもコーヒー飲みまくるわけじゃないし、タバコも吸わないし、酒も飲まない。
それに、艶々の自前コートを着ているから衣料費はゼロ円だ。


それでもって、この容姿に仕草。
アイソがなくたって、いるだけで可愛いからいいんだ。


たとえカイヌシの２倍の値段の夕食を食べていたって（当王国平均値）、ネコはコストパフォーマンス抜群だ。

コタツの上でエアコンの温風に直撃されているところ。

↓くりくりの指。

この二人、最近やけに仲良しだ。
コタツでくっつきあって、妙な雰囲気。


ワタクシが家にろくにいないからな。
そのすきにおっさん同士で親睦を深めているんだろう。