トイレが涼しくなったなら

もはや1階も2階もなく、おしっこ結界張りに日夜励んでいる、ぎゃおす長屋の陰陽師。
唯一らくがおしっこをしていないのは、猫トイレのある2階の納戸だけ。
うんこちゃんは猫トイレでするから納戸がイヤって訳じゃないと思うが、おしっこは全部、『納戸以外の家の中のどこか』という状況。


くりくりがらくに、「トイレでおしっこすること忘れちゃったの?」なんて聞いている。
次にワタシに、「らくが結界を張っている場所にトイレを置いたらどうだろう。」と。


長屋の陰陽師が結界を張っている場所は10ヶ所くらいあるので、そのうちの一箇所にトイレを置いても問題が解決するとは思えない。
しかし納戸には冷房がなく、留守番のときには窓も閉めてしまうので、サウナのように暑くなる。


暑いところでフンバって、血圧が急激に上がったらどうしよう・・・。
ぎゃ!それはアブナイ!
と心配になったので、涼しい(ぎゃおす王国比)1階に猫トイレを移動した。
昨年までは、納戸は暑いけどまあ大丈夫じゃね?と思っていたんだが。
今年の気温は尋常じゃないからな。


ということで、1階の階段横の、いろんなものがゴチャゴチャしている生活感あふれる一角に猫トイレを移動。
「らくー。トイレここになったよー。」
と言いながら、どっこしょっとラクシュミーを持ち上げてトイレの中に入れると、間髪入れずに飛び出してきた。
で、飛び出したあとに、しつっこくトイレのニオイをかいだのち、自分から入り直して
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手足4本全部フチ乗せで、おしっこ。


スゲー久しぶりの猫トイレでおしっこに、カイヌシは驚いた。
・・・そ、そうなの?
ここにトイレがあれば、トイレを使うの?
それとも場所が移動したので、「オレさまのトイレ」ってことで、とりあえずニオイ付けをしただけ?
どっちなんだろう。
今後の展開が気になる。


ところで、らくのおしっこ結界は、もうぜんぜんスプレーではない。
スプレーを引っかけているにしては、量がたっぷりすぎるのは最初からだけど、最近では、したあとにペットシーツを掘るようになってきた。
おしっこでズッシリと重いシーツが、毎回グシャグシャにされている。


掘りたいのなら、砂の方が気持ち良く掘れるのでは?
つか、トイレでしたときには砂かけしないでそのまま出てくるのに、なんでシーツは掘ってるの?
陰陽師としてのこだわりとか都合とかがあるのだろうが、カイヌシには分からん。


・・・・・


母が電話で、茶々を連れて動物病院に行ってきたという。
茶々は、キャリーに入れるのがとても大変というか無理な猫なので、通院は母とジイジの二人がかりの大仕事となる。
もちろん母もジイジも、できれば行きたくはないのだが、茶々が丸二日間おしっこをしなかったので病院に連れていった。
すると、「膀胱におしっこは溜まっていません。元気そうだし、どこかでしてるんじゃないですか?」と言われて、何もせずに帰ってきたそうだ。
それで家の中をくまなく探索したところ、廊下に置いてあった、クリーニングに出すワイシャツが何枚も入ったスーパーのレジ袋の中に、たっぷりとしてあったそうだ。
母がニオイをかいで確認したところ、気を失いそうになるほど臭かったという。


美帆ちゃんちのちぃちゃんは、先日、ヒトベッドの上でたっぷりとしたらしい。
うはははは。
詰まるくらいなら出たほうが何万倍もいいけどね。
揃いも揃って、うちの猫どもったらもう。

— posted by hipi at 11:20 pm  

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