妄想と真実の間には

カイヌシが出かけるときに、らくはいつも興味を示さない。
「行ってきます」
って声をかけて頭を撫でても、目も開けないで寝ているか、振り向きもしないでご飯を食べているか、こちらに耳を動かしもせずそこらをクンカクンカしているか。
完璧に無関心。


今朝も、タワーから外をみているラクシュミーに声をかけたけど、いつもと同じようにまったく反応はなかった。
10031002
じめん、には、しろいの

10031009
そら、からは、みず

ところがカイヌシが玄関で靴を履いていた時に、ふと目を上げると、階段の途中でお座りしたラクシュミーが、じ〜っとこちらを見ている。


うああ、らくやらくや。
そんな目で見ないで。
労働に行けなくなるじゃないかー!
(行くけどな)。


カイヌシの妄想。
「カイヌシ、いっちゃうの?
さみしい、みょん。」


イエヤマネコの真実。
「そらから、みず、なのに、そと、いく。
カイヌシ、やっぱり、バカ、みょん。」


冷静に想像をすれば、おそらくは、こんなところだろうと思う。

— posted by hipi at 11:57 pm  

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