生タラで取引&junoメモ

カイヌシがJuno Reactor@恵比寿で踊っていた間、ラクシュミーさんはお留守番。
カイヌシ帰宅後、らくさんはお留守番代として、今年初物の生タラ(の煮たの)をゲット。
らくは食べるのがヘタで、ご飯でもお水でもお皿から盛大にこぼすのだけど、ふと気づくとこぼれた生タラのカケラまで一片残さずきれいに食べてあった。


らくや。
これで貸し借りなしだよね?
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カイヌシなくとも

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なまタラあれば


以下、Juno Reactorのライブメモ。
ごく個人的な記録メモで、Juno Reactorに興味のある人にとってもない人にとってもまったく役に立たないものなので、スルー推奨。
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Juno Reactorライブ@恵比寿303。
前売りチケット7500円(当日券は9000円)。
会場入り口でボディーチェックあり。
会場内はセキュリティーだらけ。


肝心のライブは、音が悪すぎ。
音質もいいかげんヒドいが、バランスがあんまりだ。
仕方がないので、最前列から2列目にいたのをいいことに、ベンの顔を見て踊ろうとしたが・・・
べ、ベン?
いったい、いつの間にそんなお姿に?
以前はいまいち垢抜けない兄ちゃんという印象だったが、今日はなんつうか、70年代グラムの片鱗を引きずっているというか(実際にそういう年代の人だけど)、英国版ちょっと若くなった三輪明弘さんというか、年をとって恰幅のよくなったマイケルジャクソンというか。


以前の服装=どうでもいいようなTシャツ&もっとどうでもいいようなパンツ。
今日=黒いパンツ&黒いシャツで、袖口をヒラヒラさせながらギター弾いてた。


以前のヘアスタイル=天然パーマ気味の金髪短髪。
いかにも英国人男性の標準的ヘアースタイル。
今日=真っ黒けのストレートで肩までのセミロング。
サイド、つまり顔の輪郭にかかる部分だけ金髪。


以前の顔=見るからにすっぴん。
今日の顔=顔がやけに青白くて、目元にちょっぴりゴシック調のメイクをしていたように見えた・・・けど・・・。
ど、どうなんだろう?


junoのライブに来たのは3回目だが、前回から8年ぶりなので、いつからこういう姿になったんだろうと思いながらベンの顔を見ていたら、ものすごーく久々に
『大顔連』
という言葉を思い出した。
ボーイ・ジョージ、元気かなあ。


曲は新曲と昔の曲が半々くらい。
一番新しいアルバムは、はっきり言ってしまうと、juno終った・・・とワシは思った。
サイケデリックもトライヴァルトランスも、遥か彼方になりにけり。
でもそれは、ミュージシャンとしてのベンが終ったという意味ではなくて、ワタシの中でのjunoが終ったということで。
聞く側の勝手な好みの問題。


今日のメンバーは、ボーカルの白人女性1人(TAZ Alexander)、黒人男性1人(Ghetto Priest)。
パーカッション(Mabi Thobejane&アマンポンド?)が2人。
ギターは、ベンと日本人男性(スギゾーさん)の2人。
ドラムに白人男性1人(Greg Ellis?)。
キーボードもベン。
総勢7人の縮小構成。


パーカッションのおっちゃんたちは、相変わらずのとてつもないリズム感&笑顔がキュートだった。
女性ボーカルのTAZ は迫力だった。
ドラムの人は終始、満面の笑みで叩いていた。
スギゾーさんは、ワタシがいた上手とは逆の側で弾いていたので姿はあまり見えず、しかも音響バランスがめちゃくちゃだったので音はほとんど聞えずだった。


そして、ベン・ワトキンス。
音がアレとはいいつつ、楽しそうにギターを弾くベンが見れたのは嬉しい。
外見が変わっても、ギターを弾く様子はちっとも変わっていない。
ベンはキーボードも弾くし、作曲家とかプロデューサーとしての知名度のほうが高いのかもしれないが、やっぱりギタリスト・・・つか、ギターキッズなんだなあと思った。


でもって、オレ。
屋内の会場なので野外レイヴのようなわけにはいかないが、それなりには踊ってきた。
ダンス音楽のライブ会場でほとんど最前列にいたら、踊ってナンボ。
だから、周りを見ないで踊り狂ってるヒトがぶつかってきても、足を踏まれても、怪我人がでそうなほどではなかったらぜんぜんオッケ。
ちょっと後のほうで、音がひどいねーとかボヤキながらまったりと聴いているのもよろしいかと。
楽しみ方は人それぞれだから、なんでもアリなんだよ。


だ-けーどー。
アンコールの最後の曲のときに突然、どこからともなくキャーキャー叫びながら隣に現れて、
「あのひとー、えっくすじゃぱんのひとー!!」
「じゃぱーんじゃぱーん!!」
「えー、しらないーい!!」
「きゃはははは~!!、じゃぱーんだってー!!!!」
と、頭の天辺からピーピーと超音波声を出しながら最後までずーーーっと絶え間なくしゃべり続けていたオンナ2人だけは、カンベンしてくれと本気で思った。
なんせすぐ横にいたもんで、演奏されている曲よりも超音波のほうがでかい。
junoのライブには子供はめったにいないのに、なんで最後の最後になって、ワシの隣にギャルが湧いて出るのだ。
よりうるさかったほうの一人は、昔の神田うのさんにちょっと似ていて、黙っていれば可愛いと思う。
なのに、どこか具合でも悪いのか妙に身体をクネクネさせながらバカ丸出しの声でバカ丸出しの会話をしているから、どっからどうみてもバカだ。


この子たちは、映画館だろうがクラシックのコンサートだろうが、ピーピーと超音波でしゃべり続けるのだろうな。
で、そのうちバカが祟ってエラいめに遭う・・・なんてことは、おそらくはない。
常識とかマナーとか他人への迷惑とか場の空気とかを考える普通の人は、こういう類のイキモノには絶対にかなわない。
ワタシも人のことをアレコレ言えるようなニンゲンではないから、うっせーなとは思っても、放っておいた。
彼女たちの肩をトントンと叩いて
「皆さん音楽を聴きに来ているのです。あなたたちのおしゃべりを聴きに来ているのではありません。会話したかったら外でしてください」
と申し渡すなんていう面倒くさいことをする義務もない。
だからよっぽどの暴走をしない限り、彼女たちはどこからもダメ出しをされることなく、ピーピーといつでもどこでも好きなように振舞いながら、楽しい人生を送るのでしょう。
めでたしめでたし。


って、皮肉じゃないんだよ。
経済どん底とか悲惨な事件とかもあるけれど、日本は戦争をしていないし、そこいらで銃がポンポン鳴っているなんてこともなく、夜道を歩けばたちまち追いはぎにあい若い女性は押し倒されるなんてこともなく、やっぱり平和な国なんだと思う。
平和だからライブ会場でギャルがピーピー騒いだり、バカギャルがうるさいと年寄りが愚痴ったりできるわけで。
でもって、バカギャルも愚痴年寄りもそれなりに生きていけて、イエヤマネコが生タラをお腹いっぱい食べられるのだから、平和がいいです本当に。


2001年に赤坂で観たjunoのライブから。
オレンジ色っぽいTシャツを着てギターやキーボードを弾いているのがBen Watkins。


もうひとつ。
マトリックス効果で、おそらくはjunoの中で一番売れた曲のさわり部分。


もうこの際だから




来月はThe Ordが来る。
ベンが終った(かも)と思ったときには、もうワシにはAlex Patersonしかいないと思った。
上のjunoのライブ@赤坂でヘッドフォンを耳に当ててDJやってるハゲのおっさんなんだが、なぜかドラえもんとも競演している。


アレックスお得意のコケコッコーをもう一個

— posted by hipi at 11:08 pm  

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