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王様のサービス

夢の話。


どこかの坂の途中にある、合板を張り合わせて建てられたような、古くて安っぽい、2階建ての家に居る。
夢の常として、家の造りは変で、2階への階段は梯子になっている。
10年以上前に亡くなった父方の祖母が居て、
「荷物がまだたくさん置いてあるから、要る物があったら持っていきなさい。」と言う。
周りを見渡すと、家と同じく安っぽい、見るからに大量生産品の姿見が、何枚も壁にもたせかけてある。
鏡の表面には埃が被っていて何も映らず、元はピンクとかブルーとか赤とか、若い子向けの色合いだったであろう鏡の縁は、どれもみな色あせて白っぽくなっている。


ピンクの姿見は、私のだ。
覚えているし、使っていないけど今も持っている。
ブルーや赤のも、私のかもしれないと思う。
他の何枚もの姿見には記憶がないが、私がかつて、覚えていないほどの昔に所有していたものだと、なぜか納得している。
鏡のほかにも本とか雑貨とか、私のものがごちゃごちゃと、ここにはあるようだ。
家の中をざっと見てみたけれど、どれもこれも子供向けとか時代遅れのものばかりで、持って帰りたいようなものはない。
手ぶらで祖母の隣に戻り、畳の上に正座する。


すると、右ナナメ後のほうからいっちゃんが歩いてきて、座っている私の身体の右横に、スリスリと自分の身体を押し付けてきた。
私は自分で意識する間もなく、ひょいといっちゃんを抱き上げる。
いっちゃんの体重と体温と、ふわふわの毛並みが手に触る。
抱っこして撫でながら、このふわふわは、いっちゃんだと思う。
らくの、しっとりツルンとした手触りとは違う。
このふわふわは、いっちゃんだ。
はっきり覚えていると思ったら、涙が出てきた。


わーわー泣きながら、いっちゃんと一緒にいたい、いっちゃんと離れたくないと祖母に訴えた。
祖母は困った顔をしているようだったが、涙でよく見えない。
絶対に手放さないと、いっちゃんをぎゅうっとしたところで、目が覚めた。


・・・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)エ?・・・・・


これで終わりー???
もうちょっと触らせてー!!
延長プリーズ!!
王様、これじゃサービスが半端です。
まだ毛並みの匂いをクンカクンカしてないし、肉球プニプニもしてないし、ちゅうもしてなかったのに~。


いっちゃーん!
カムバーック!!
199230
サービスが半端な王様、9歳のとき

**どうでもいい注記**
ワタクシが本当に所有していた姿見はピンクの1枚だけで、他に何枚もという事実は、現実世界においては一切ない。
なんで姿見だったんだろう?
08112707
そして一方、サービスゼロの今日のラクシュミーさん

サンラメラにあたりながらの爆睡中に、「うみょ~ん・・ぐうううう~」と大声で寝言を言っていたので、イエヤマネコも何か夢を見ていたようだ。
いっちゃんが「カイヌシにはもっとアイソよく!」と指導してくれてたらいいのになあ。

— posted by hipi at 11:14 pm  

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