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どろぼう柄の効用

花弁の数を減らし、さっぱり顔で咲いた夏のシャリファ・アスマ。
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丸い可憐な輪郭。
優しげな表情。
高貴な存在感。
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こ、これは・・・


いっちゃんに似ている!
ほら!
そっくりの瓜二つ!
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いっちゃんはキク科フェイスだと思っていたけど、カップ咲きのバラもイケルのか。


偉大なるどろぼう柄の効果。
王様はさすがです。

— posted by hipi at 11:30 pm  

4年ごとの団結(?)

今夜、ワールドカップで日本vsカメルーンの試合があるとかで、くりくりはヤル気満々でテレビに齧り付いている。


8年前のワールドカップのときは、いっちゃんの慢性腎不全が発覚して闘病生活が始まったばかりの頃だった。
ワタシが労働から帰ってきて、
「いっちゃん、今日はどうだった?」
と聞くと、くりくりは
「オレと一緒にワールドカップを観てた。」
と言う。


あのう。
そういうことを訊いているんじゃないんだけどな。
ご飯や態度や様子はどうだったかってことなんだが。


くりくりに訊くのはあきらめて、
「いっちゃん、ワールドカップ観たの?ほんとに?」
そういっちゃんに話しかけていると、横でくりくりが
「観ていたよ。一緒に日本を応援しているんだ。
なー、いちごさ〜ん。」
なんてしゃべっていた。
ワタシはサッカーにぜんぜん興味がないから、くりくりは、試合を観ているときに、いっちゃんがそばにいてくれるのが嬉しいらしかった。


そして、今年。
くりくりが試合を観ている間、らくは1階の猫ベッドにとどまっていた。
いっちゃんも、そばでテレビを観ていたかもしれない。
そして、いっちゃんとらくの応援のおかげで、日本はカメルーンに勝利した。


・・・と、ワタシは思っているんだけどな。
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おうさまと、オレさまで

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おうえん、した、から

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ニッポン、しょうり

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みょ!


— posted by hipi at 11:11 pm  

7回目の出航記念日

6月7日は、いっちゃんが楽しいことばかりの世界にお引越しをした日。
威風堂々、旅立ちの船に乗り込んだ、出航記念日。
出発は6月7日の午前0時20分くらいだったから、気持ち的には6月6日の夜になる。
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お花は、ぎゃおす農園のバラは一番花が終わってしまったところなので、切花を購入。
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毎年6月6日の夕食には、いっちゃんが好きだった鯵を焼いたのとお刺身を揃える。
今年も仕事帰りに毎年恒例のメニューを買って、ラクシュミーと食べた。
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らくは元気にエビとホタテを食べたけれど、いっちゃんが食べた気配はない。
ただ満足そうに、私の頭の上に寝そべって、お膳を見ていた感じ。


あの日から、もう7年。
早いなあ。


らくがシニアになるくらいの年月が経ったなんて、信じられない。
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なんでも、いいから

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もっと、エビとホタテ、を!


— posted by hipi at 11:17 pm  

水害は突然に

らくの歯磨きジェルが残り少なくなったので、動物病院に買いに出かけた。
お会計の時、カウンターの横を何気なく見ると、「ビオベテリナリー」という商品があって、『食欲不振の犬猫に』などと書かれている。


先生によると、嗜好性が高く作られているので、フードなどに振りかけるとよく食べるようになる、というサプリメントだという。
メーカーの話では、犬ではけっこうな効果が確認されているそうだ。
主原料はアミノ酸だが、それで栄養が補えるというものではなく嗜好性のための風味付けという程度の量なので、あくまでも『フードの嗜好性を高めるためのサプリ』として使っていただきたい、と。
慢性腎不全の猫にも、他のどんな病気の猫さんにもオッケだそうだ。


その説明を聞いて、思わず
「いっちゃんのときにあったらなあ。」
という言葉が出た。
あれ?こんなこと、言うつもりじゃなかったのにな、と思いながら
「なかなか食べてくれるものがなくて、食べてもらうのがもう大変で大変で〜」なんて、ヘラヘラ軽〜く続けたつもりだったのに、突然にブワッと涙が出てダム決壊。


「そうですね・・・。
慢性腎不全は末期になると、本当に具合が悪いので。本当に具合の悪いときには、何をやっても食べさせるのは難しいですから。
そこまでの状態ではなかったら、これはけっこう効果があるようです。
・・・犬には。」


という先生の話をうつむいて聞き、ダムが決壊してるくせに「犬かよ!」と心の中でツッコミを入れ、もうやめればいいのに、さらにワケの分からん話を続けるワシ。
ワシ「らくがいつか、慢性腎不全になったら使ってみます・・・。
なってほしくないけど、老衰で眠るようにがいいけど、猫が、最後は老衰で・・・ってあるんでしょうか。
人間だって、どこも悪いところがなくて、ある日『老衰』で、蝋燭の火が消えるようにってないように思うのですが。」


先生「老衰でっていうのは、多臓器不全でしょう。
・・・(このあとの先生の話が思い出せない)・・・」


ワシ「いっちゃんの慢性腎不全は、悪くない最後だったように思います。
その当時は、そう思えませんでした。
なんで病気になっちゃったんだろうって。
でも今は、いろいろな病気があって、誰でも何かしらで旅立つのなら、いっちゃんの慢性腎不全は、猫として悪くない最後だったかなって。」


先生「いっちゃん、20歳でしたよね。
天寿を全うしましたよ。いっちゃんは本当に、天寿を全うしました。」


ワタシがベソベソしていたので、先生は慰めてくれたのだと思うのだけど、そう言ってもらえたことで、どこか満足した気持ちになった。
そしてこの後もなにか少し、先生が話してくれたのだけど、思い出せない。
うつむきながらお礼を言って、秋に涼しくなった頃、らくを健康診断に連れてきますのでお願いしますと挨拶をして、病院を出た。


なんで、外で、しかも獣医さんでダム決壊するのワシ?


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カイヌシーカイヌシー

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オレさまが、

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ついてる、みょん!

そうだね。
らくがいてくれるから大丈夫。
ありがとう〜!
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カイヌシの、せわは

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たいへん、みょん



******

『いっちゃんは天寿を全うした』

この言葉を素直に受け取れたのは、今日が初めてのような気がする。
慢性腎不全が発覚する前から、もっと気をつけてあげていれば、もっともっと長生きしてくれたかもしれない。
ずっとそう思っているから。
老齢になってからは、せめて冷暖房やご飯に、もっと気を遣ってあげれば良かった。


それでも、ほんの少しだけ。
いっちゃんは逝くべきときに、時を間違えずに旅立っていったのかな・・・とも思う。

— posted by hipi at 11:08 pm  

王様生誕27周年記念日

今日はいっちゃんの生誕27周年の日。
今年もひろびろさんから素敵なカードをいただいた。
マトリョーシカのいっちゃん&猫さんたち♪
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可愛いよう。
いっちゃんも他の猫さんも、みんなみんな可愛いよう。


ひろびろさんが描いてくれるいっちゃんは、本当に苦労は一個もなく、ホコホコほんわりと楽しいことばかりの世界で遊んでいるよう。
そして私は毎年、ひろびろさんからいただいたカードのいっちゃんを見て、安心をする。
心配なことは何もない。
いっちゃんは大丈夫。
安心をして、私もラクシュミーとこちらの世界を楽しもう。
そういう気持ちになる。


ひろびろさん、ありがとう。
いっちゃんを忘れないでくれてありがとう。
ひろびろさんとのご縁を繋いでくれた、ひろびろさんの大切な大切な富士千代ちゃん、ありがとう。

— posted by hipi at 11:33 pm  

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